無気力ダイブ

ゆとりアラサーの無気力な日々

受験はどっちかというと失敗した人です

お題「受験」

初めてお題スロットというのをやってみる。

この前、ウォーキングで知り合った方が高校受験と大学受験を控えるお子さんがいる方で、いろいろお話を聞いているうちに自分の受験のことをいろいろと思い出した。

高校受験は、普通に県立の高校を受験した。いわゆる進学校だった。商業高校と迷ったけれど、大学進学も漠然と考えていたので、そちらにしたのだ。

中3の春ぐらいから、部活の友達に勧められて塾に通いだした。でも何だかんだで冬まで部活しながら塾に通っていたから、今思えば自分色んな意味ですごいなと思う。ただ、滑り止め含めどこも受からなかったら中卒で路頭に迷うとまで思っていたので、勉強は毎日頑張っていた。

受験が終わり、合格発表の日。合格発表の時間は人が多くて混むと思い、30分時間をズラして行くことにした。しかしその途中、先に見に行っていた同じ学校の子たちが帰宅中のところに遭遇し、「◯◯さん(私)、合格してたよ!」とまさかのネタバレをくらったのである。同じ学校である故、受験番号が連番だったことから生まれた悲劇。一応番号があることを確認しに行ったが、嬉しさ半分、人生で一度しかないドキドキを味わえなかったと苦笑いを浮かべるしかなかった。

そして大学受験。結果からいうと、世間的にいう「失敗」。つまり第1志望に落ちた。これをいうと負け犬の遠吠えと思われるかもしれないが、後悔は全くないし、むしろ失敗してなければ今の自分はない。

もし、受験に失敗した人やこれから受験する人に言いたいのは、「失敗して第2、3希望の大学に入らなくてはならなくても、大学に入ってから挽回すればいい。それでも嫌なら浪人すればいい」ということ。

私は国立の大学が第1志望、第2に関西の私立、第3が九州の私立だった。センター試験で数学と現代社会を失敗したのが大きく響いた。国語と英語はしっかり取れていたおかげで第2志望はセンター利用で合格。第3は一般試験が英語と国語だけだったので無事合格。しかし国立は甘くない。2時試験は手ごたえあったけど、やはりセンターが足を引っ張った気がする。しかも、自分の高校でその国立落ちたのはどうやら私だけだったようで、「受かったら大学でもよろしくね」と言っていた友達とは受験日以降会うことはおろか連絡も取ってない。笑


第1志望の結果は家でネットで見た。母親に「落ちてたわ」というと、「そう...」と言った。私が第2志望の大学のパンフレットを指差し「ここに行く」と言うと、親は「この大学のほうがあんたに合ってる気がする。さ、いつ家決めに行こっか」と言った。慰めのような、そうでないような。でも私と同じテンションだったのが救われた。

関西の私立に入ったあと、そっから今までよりも真面目に勉強した。でも高校とは違って好きなことを勉強してるので、苦ではなかった(必修の変な授業以外は)。それで漠然と何に対してか分からないけれど、見返してやろうと思った。

そしてありがたいことに。毎年成績優秀者で賞金をもらい、卒業式でも学部優秀者で学長から賞状と記念品をもらった。実家に持って帰って親に見せたら親も嬉しそうだったのが、私も1番嬉しかったし、私立大学進学を許してくれた親にささやかながら恩返し出来たと思った。


受験は本当に人生を左右する重大なイベント。さくら咲く人もいれば咲かない人もいる。それも人生。後から振り返れば、あんなに重大なイベントが割とちっぽけに思えてくるし。そんなこと言ったら受験生に失礼か。

ともかく。受験控えてるみなさま、体に気をつけてリラックスして頑張って下さい。